11月13日。夜が冷え込んできましたね。
本日は、ホンダの自動運転についてのニュースを取り上げます!
【ホンダ、世界初のレベル3自動運転車発売へ】
概要
ホンダは11/11に自動運転レベル3に求められる国土交通省の形式指定を取得したと発表した。
これにより高速道路渋滞時など一定の条件下では、システムがドライバーに代わって運転操作が可能になる。
レベル3の自動運転機能搭載車は今年度内発売を予定しており、今後の動向に注目が集まる。
感想
自動運転のレベルが次第に上昇しているが、安全面、責任問題などがあるため、条件が整った時のみという制約がまだ残っています。
条件として
①高速道路の同一車線で60km/h以下で走行していること
②レベル3の運転が可能な走行条件を逸脱した場合にはいつでも運転を代われる状態にあること
の2要件が必要とされています。
このように非常に限定された条件下でのみ利用可能ということから実用性という観点ではまだまだ厳しさが残ると考えられます。
このような不完全な状態での商品化は自動運転搭載車を商品として普及させるというよりも、
①自動運転の技術レベルの向上をアピール
②実際の利用データを集積し今後の開発への利用
という2点を目的にしていると予想できます。
また、依然として基本的な安全運転の義務はドライバーにあると言われています。
この点は、今後の技術発展により完全な自動運転化が可能になった際も議論の余地があるため注目すべきポイントだなと感じました。
就活においてどう役立つのか
自動運転に限らずAIを用いた商品やサービスは今後普及していくと考えられます。
そうした際に興隆する業界、衰退する業界を見極め上手に自分のキャリアプランや専門性に組み込んでいく必要があるなと感じました。
また、大半の企業がDXに踏み出しているためAIなどの技術開発のニュースにはアンテナを高くしておくと話題に困らないかなと思いました。
まとめ
・ホンダが世界初のレベル3の自動運転機能搭載車を年度内に実用化へ
・アウディもレベル3を実現したとされるが欧米などでは対応する制度が未整備
・その他の業界でも、今後は自動化が一つの焦点になると予想される