城北信用金庫OBOGインタビュー

城北信用金庫とは?

城北信用金庫は、東京都城北地区及び埼玉県南部を中心に信用金庫業界トップクラスの預金量と店舗数を誇る金融機関です。金融機関を取り巻く環境が大きな変化を迎える時代にあって、発揮すべき私たちの強みは、地域のお客さま一人ひとりに向き合い、個々にマッチし、カスタマイズされたサービスを、金融はもちろん、金融の枠にとらわれず提供していくことです。そのために必要なのは、お客さまとのつながりを強めていく『人間力』です。私たちは、この『人』にしかできないコミュニケーション力を最大限に発揮することで、新たな時代に選ばれ続ける金融機関を目指しています。

慶應OBOG社員プロフィール

小澤 直之(おざわ なおゆき)東京都北区出身
2021年3月 慶應義塾大学大学院 健康マネジメント研究科 公衆衛生・スポーツ健康科学専攻修了
2021年4月 城北信用金庫入庫 王子営業部 配属

就職活動を振り返っていかがでしたか?

私は、大学院の健康マネジメント研究科に所属しており、就職活動を始めた当初は、漠然と自分の専門性を活かせる仕事が良いのではないかと思い、食品業界や健康関連業界を見ていました。しかし、先輩から話を聞いたり、様々な企業の説明会に出席した中で、自分の専門性にこだわりすぎる必要はないことに気づきました。それ以降は、一から様々な業界について調べ直し、その中で、自分に合った業界・業種は何なのかを考え、最終的には、信用金庫業界に興味をもちました。

信用金庫のどのようなところに興味を持ったのですか?

信用金庫は、都市銀行(メガバンク)や地方銀行とは違い、会員同士の相互扶助を目的とした地域密着型金融機関であることが特徴です。また、中小企業専門、個人専門の金融機関でもあり、お客さま一人ひとりに向き合ったサポートをするのが使命です。利益ではなく、お客さまの成長や地域社会の繁栄を第一に考え活動し、その結果として信用金庫自身も成長する、そうした共存共栄のスタイルが私に合っていると感じ、信用金庫業界に興味を持ちました。また、父が自営業をしており、幼いころから、父の姿を見てきて、父のような中小企業の経営者の力になりたいと思ったことも一つの要因です。経営者にしか分からない悩みや、誰にも相談できずに苦労してきた父の姿を近くで見てきたからこそ、お客さまに寄り添ったサポートができるのはないかと思い、信用金庫業界を志望する気持ちが強くなりました。

信用金庫の中でも、最終的に城北信用金庫に決めたポイントはどんなところですか?

城北信用金庫は、金融・非金融の両面で商品・サービスを提供しており、中小企業や地域の人々のニーズに幅広く応え、課題を解決していくことができると考えたためです。地元企業のモノづくりの魅力や新しい取り組みを発信するメディアである「NACORD」や、創業者の支援と地元の人々の交流の場を創出する一体型施設「COSA ON」など、地域全体の活力を生み出す取り組みにも魅力を感じました。城北信用金庫の中小企業の経営者と同じ目線に立って考える姿勢に共感し、ここでなら、自分の想いを実現できると考え、最終的に城北信用金庫への就職を決めました。

後輩(就活生)へのメッセージをお願いします。

就職活動の時期は、自身の進路を考える大切な時期であるだけに、悩むことが多くあると思います。しかし、深く考えすぎず余裕を持つことも必要だと思います。自分が本当は何をやりたいのか、どんなことに共感できるかを考える良い機会と思って取り組んでみるのも良いかもしれません。私自身も、視野を少し広げてみたことで、結果的には、大学・大学院で学んだ自分の専門とは全く違う分野ではあったのですが、自分が本当にやりたい仕事を見つけることができたと思うので、皆さんも前向きに頑張って欲しいと思います。

新卒担当者から皆さまへのメッセージ

かつては安定志向の高い学生が志望する業界であった金融業界は、大きな変革の時代を迎えつつあります。この激動の時代を生き残っていく金融機関は、二極化するのではないかと考えています。一つは、規模の経済性を活かし利便性や効率性を追求する金融機関、もう一つは、顧客との長期間にわたる親密で深い関係性を重視するリレーションシップバンキングを目指す金融機関です。もちろん、私たち信用金庫でも利便性や効率性を軽視しているわけではなく、必要とされる最新の金融機能もしっかりと提供していきます。

しかし、私たちの一番の強みは、そうした金融機能にあるわけではありません。私たちの最大の強みは、長期にわたるお客さまとの親密な関係性の維持の中で積み重ねてきた情報をベースに、きめの細かい金融サービスを展開していることにあります。これからも、お客さまのことを深く知り、お客さまのパートナーとして選ばれ続け、地域に必要とされ続ける金融機関を目指してまいります。

これからの金融機関で必要とされる能力は、変化に対応する『適応力』、厳しい環境の中でも自己を高めていける『成長力』です。城北信用金庫では、若いうちから、様々な業界・企業の経営者の人と話す機会が多くあります。自分自身でも勉強を重ね、また多くの経験を積み重ねる中で、常に成長が求められる仕事であると言えます。また、これからの時代は、過去の前例を踏襲していれば良いという時代ではありません。変化を恐れず、新しいことに、積極的にチャレンジできる人、困難を乗り越え、自分自身を成長させようとする意欲の高い人を求めています。

 

インターンシップ(1Day仕事体験)のご案内

城北信用金庫では、2021年7月より2022年2月にかけ、インターンシップ(1Day仕事体験)を実施してまいります。詳細につきましては『マイページ』にてご案内しています(『マイページ』には、マイナビ、リクナビ、キャリタス就活、城北信用金庫HPよりエントリーできます)。学部や学科等の制限はございませんので、ご参加をお待ちしております。

※新型コロナウイルス感染症拡大の状況によってWebでの開催となる場合がございます。

城北信用金庫の概要

創業/設立 1921年(大正10年)5月31日
本社所在地 東京都北区豊島1-11-1
代 表 者 理事長 大前 孝太郎
出 資 金 362億円
預積金残高 2兆6,433億円
職 員 数 1,939名(男性1,132名/女性807名)
店 舗 数 94店舗(うち12出張所)
採用HP   https://www.shinkin.co.jp/johoku/recruit