デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー合同会社OBOG社員インタビュー

デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー(以下DTFA)とは？

国際的なビジネスプロフェッショナルネットワークであるDeloitte（デロイト）のメンバーで、有限責任監査法人トーマツのグループ会社。
ファイナンシャルアドバイザリーファームとして最大級の陣容と、国内外のネットワークで以下の領域における企業の経営課題を把握し、迅速かつ的確なソリューションを提供しています。

慶應OBOG社員プロフィール

業務内容について教えてください。

2019年4月に新卒1期生として入社しました。4-5月はグループ全体およびDTFA独自の入社研修を受け、ファイナンシャルアドバイザーとしての基礎やM&Aの基本業務などを学びました。6月以降は1年間のローテーションとなり、前半のローテではCS(Corporate Strategy)のTMT(Telecom Media Technology)、後半ローテでは同様にCSだがCons(Consumer)セクターの配属と2セクターを経験しています。

翌年6月にCS-TMTへ本配属となり、現在は大手通信事業者やテック系企業などを中心とした案件に従事しています。案件の内容としては、M&Aの芽を作っていくような事業や経営、M&A戦略の策定を中心とし、On-DealにおけるBDD等の各種デューデリジェンス業務にも従事しています。

会社選びに重要な視点とは？

①自分のやりたいことが出来るか×②自分の強み(性格)が活かせるか×③(一緒に働く)人の3つの視点が重要だと考えています。
自分が関心・興味を持てるものでないと仕事としての面白さやモチベーションが続かない部分が出てきてしまうと思います。一方で、どれだけやりたいと思っていた仕事でも、自分の性格に合わない/強みを発揮できない仕事だと壁にぶつかる機会が多いと感じています。もちろん、弱みを克服したいと意欲を持って仕事をすることは必要ですが、会社は学ぶための場所ではないと思っており、その観点で自分の力が一番発揮できる(発揮しやすい)仕事とは何かという視点で職種や会社を選ぶことは大切だと考えています。その上で、一緒に働く人という観点も重要であり、自分がこういう人達の中で働いてみたいと思えるようなロールモデルがいる会社を最終的に選ぶのが良いのではないかと思います。

DTFAでのキャリアで得られるスキル・知見について

社会人としての汎用的なスキルは、ExcelやPPTなどのハード(テクニカル)スキルに加えて、プレゼンテーションやクライアントコミュニケーションなどのソフトスキルなど高い水準のものを確実に得られると思います。また、M&Aの専門知識だけでなく、業界横断で必要になる財務や会計、経営に関する知見や視座を得ることも出来るため、事業会社等では得にくい知見を得られることも魅力的だと感じています。

今後の目標やキャリアプランについて

アナリストの立場ではありますが、チームマネジメントやクライアントコミュニケーションなどマネージャーに近いロールを任せてもらえる環境にいるため、これら任せてもらったロールをしっかりとこなすことを直近の目標としたいと考えています。その上で、自分が仕事をこなすことに満足するのではなく、新卒入社の後輩が同じことを同じレベル、かつ自分よりも早くキャッチアップできるような仕組みづくりをボトムアップで行っていきたいと考えています。

就活生にメッセージをお願いします。

先ほどの会社選びにおいて「自分のやりたいことができるか」が重要という話をしました、それは学生の現在のあなたがやりたいこと/面白いと思うものであり、就職活動や社会人になってからそれらが変化する可能性は否定できないと思います。その中で、まずは自分の将来の選択肢を狭めないよう、柔軟で幅広な選択が手元に残るような就活をして欲しいと考えています。

また、私自身も就活の過程で幾度も「自分は選ばれる側の人間なのか」と落ち込むことがありましたが、あくまでも就活は学生である皆さんがこの先の人生の一歩目をどの会社と歩むのかを「選ぶ」立場にあるということ忘れずにいてください。その意味で、皆様とのご縁を大切にしてくれる会社を選ぶことがその一歩目をうまく踏み出すためには重要であると思います。

求人情報

給与・福利厚生