旭化成ホームズOBOGインタビュー

旭化成ホームズとは？

慶應OBOG社員プロフィール

業務内容について教えてください。

注文住宅（戸建・集合）の営業です。
お客様がお持ちのご希望やお悩みを建築のプロ、一生のパートナーとしてコンサルティングし、ロングライフ住宅「ヘーベルハウス・へーベルメゾン」をお建ていただく仕事です。住宅展示場という場をはじめとしてお客様と出会い、ご要望やご不安を汲み取り解決し、「自分自身と弊社の商品」に信頼を寄せていただけるように努めています。この仕事では様々なお客様との出会いがあります。皆さん職業や経歴、ライフステージなどバックグラウンドは実に多様です。お客様は私よりも目上の方々が大半であるため、いわば「人生の先輩」から教えて頂くことが多く、社会人として刺激を受ける毎日です。それゆえ、私を信頼して家づくりをお任せいただけたときの嬉しさと責任感はなかなか体感することが出来ない貴重なものです。「住宅」という一生のお買い物のパートナーに選んでいただくことは容易ではありませんが、日頃から自分を選んで頂く為にお客様にとってどのようなご提案が不安の解決に繋がるか、希望の住まいが実現できるかを試行錯誤するこの仕事にやりがいを感じています。様々なメーカーがある中で当社をお選び頂けた時、私が担当をさせていただけることになった時は言葉にならない幸せを感じることが出来ます。弊社は（先輩のサポートを受けながらではありますが）、1年目からお客様との出会いのチャンスが多々あり、その意味では必ず慶應生の皆さんの活躍の場があると思います。

旭化成ホームズに入社したきっかけは何ですか。

弊社で活躍されている慶應義塾大学野球部OBの方のお話を伺ったことがきっかけです。
私は、大学時代に学生野球日本一になる為、レギュラーになる為に日々努力していましたが、悔しくも日本一にもレギュラーにもなることが出来ませんでした。そして、OBの方のお話を聞いていくと、実はその方も同じ想いや経験をされてきたようでした。しかし、お話を通じて「この方は社会人になっても野球部で努力した姿勢を失っていない。」と感じました。入社後、その方が社内では全国的にも有名な存在で、何度も社内表彰を受けておられていたことを知りました。思い返せば、「全国で一番お客様に選ばれたいんだ、満足されたいんだ。」と仰っていたことを思い出し、目標に向かって努力する姿勢が当時の私に響いたのだと確信しました。実際に高校では甲子園、大学では学生野球日本一を目指してきた私にとって、社会人になってもそのような高い目標に向かって努力出来る環境がある弊社に魅力を感じたことを覚えています。一方で、私は住宅における知識がなく、OBの方の話を聞いて興味を持つようになった程度でした。しかし、住宅はお客様にとって人生で一番高額なお買い物であり、相当難易度の高い営業とも言われていることから、それならやりがいのある一番難しい世界に飛び込んでみようと思い、最終的に入社を決めました。実際に入社して思うことは、日頃から高い志を持って行動されている慶應生にとってそれに相応しい環境があるということです。

仕事で苦労したことは何ですか。

お客様にとって一生で一番のお買い物である「家づくり」のパートナーにお選び頂くことの難しさに苦労しました。
特に一年目はなかなかお選び頂けずに試行錯誤しました。お客様にとって「一年目だから」や、「知識不足だから」は関係ありません。人生を左右する決断ですから真剣そのものです。入社当時、私はとあるお客様より打ち合わせ中に本気でお叱りをいただきました。お客様はお帰りになられてしまい、私の知識不足でご迷惑をおかけしてしまったことへの申し訳なさを感じ、私が担当していることによってお客様を不幸にしてしまっているのではないかと本気で悩みました。しかし、先輩方のサポートもあり私は素直に行動する努力をしました。自分のミスでご迷惑をかけているのであればご自宅へ謝罪に行き、自分の思いをお手紙に書き、知識不足でもその時に出来ることは全てやりました。お客様も人ですので、真摯に向き合っていればその真剣な行動を認めてくださいます。ちなみに前述の私がお叱りを受けたお客様は、私が入社後初めてご契約をいただいた方です。お住まい頂いてから約2年が経ちますが、電話連絡や訪問をした際には「吉田さんが担当でよかった」と毎回仰って頂けます。私としては、力量不足からご迷惑をお掛けしてばかりのはずなのですが、その苦労から逃げずに向き合って行動したことを評価してくださっているのではないかと感謝しております。

仕事で心掛けていることは何ですか。

どのお客様に対してもヘーベルハウスをお選びいただくことが最良の選択であるのかを一緒に考え抜き、それに対して素直に行動することです。
お恥ずかしながら私は入社後に、ヘーベルハウスが業界の中でもとりわけ優れた住宅であることを詳しく知りました。多くのお客様に理想のお住まいとして自信をもってお勧めできる商品です。ただ、お客様のニーズに対してヘーベルハウスをお選びいただくことが最良のご選択かどうかが腹落ちしない時には、無理に提案をせず、お客様ととことん話し合います。押し売りまがいなことはせず、嘘偽りなく素直に行動するように心掛けております。私が営業において大切だと思うことは、多くのお客様に「自分たちにとって一番の商品だ」と思って頂けるご提案をしっかりとすることです。当たり前のことですが、私が一番良いと思っていたとしても、お客様がそのように感じてくださらなければ意味がないからです。実際に、世の中にはたくさんの住宅メーカーがありますので、お客様にとってヘーベルハウスが一番ふさわしい住宅だと思って頂くことは簡単ではないと感じています。しかし、お客様のことを真剣に考えれば考えるほど、良いご提案に繋がり、結果担当としてお選び頂ける機会は増えていきます。何より、自分のお客様に対する正直で素直な対応を通じて感謝をいただいたときには、誠心誠意努力してよかったと感じることができます。

この会社に入社して良かったことは何ですか。

大変なことも多いですが、入社を後悔したことは一度もありません。全ては書ききれないので、入社して良かったと思うことを３点に絞ってお伝えいたします。１環境、２商品、３人です。１の「環境」についてですが、弊社には高い目標を持って努力できる環境があります。その目標も個々によって多岐にわたるため、成長度合いに応じて目標設定がしやすいのではないでしょうか。例えば、同期で一位になりたい、お客様の満足度を高めて感謝されたい等、個々の考えや持ち場で必ず良い目標が見つかると思います。また、上司・先輩のバックアップをはじめ、それをサポートする環境が備わっていると感じます。次に２の「商品」についてです。ノーベル賞受賞者も輩出した旭化成グループの一員である弊社は、高い技術力と素材力が強みで、他のメーカーでは開発できないような商品を持っていることに特徴があります。弊社の住宅はとにかく災害に強く、それゆえ、お客様に対して真っすぐに自信を持ってお勧めできる良さがあります。最後に３の「人」ですが、これは「仲間」も「お客様」もです。社内の方々は困っていたら必ず手を差し伸べてくれ、努力していたら後押ししてくれます。また、弊社をお選びいただいたお客様も本当に良い方々ばかりで、感謝を言葉で伝えてくださったり、努力を認めてくださる方々が多いと感じてきました。この仕事であれば皆さまも、「営業とお客様」という関係を超えた素敵な人間関係を築くことができると思います。

就活生にメッセージをお願いします。

私自身も日々勉強の身ではありますが、皆さんには就職活動を含め何事にも、自分の考えや意見・意志を信じて行動して頂きたいと思います。
特に皆さんは自分の考えや強い意志を持たれてきたことで、塾生としての今があるのではないかと思います。就職活動においては、自分の考えを貫き、感覚を信じることは大事だと思います。そして最終的には自分で決断をするべきことだとも思います。一方で、迷う中で周囲にアドバイスを求める事も重要だと考えます。そんな時、私自身が少しでもそのお手伝いが出来ましたら幸いです。弊社には志の高い社員がたくさんおり、多くの高い目標を持つ慶應生にとって必ず活躍できる場があると思います。また、それをサポートする環境もあります。私もまだまだ知識不足なことも多々あり奮闘中ですが、何かのご縁で一人でも多くの慶應生と一緒にお仕事が出来たらこれほど嬉しい事はありません。心よりお待ちしております。

新卒募集要項